東北において最大の難所、というよりも全日程で最難関と思われる磐梯越えの日がやってまいりました。
昨年、池田とルートを決めた際、池田が行きたいと言うのに対し、私が最後まで反対し続けたルートです。
何と言っても勾配と標高がとんでもない!
確認できるだけで斜度11%の区間があるし、標高は1600m以上です(°_°)
私は辛いのが嫌いなので、去年の段階では全力で回避しようとしてました(笑)
ただ、なぜ今回行こうとしているのかと言うと、去年の池田の磐梯の写真が綺麗だったからです。
あの風景を見に自分も行ってみたいと素直に思えました。
まあ前置きはこれぐらいで
福島市内のネカフェで起きたのが7時ぐらい。
ルートラボで今一度ルートを確認し出発!
コンビニで補給したり、自動販売機の横で休んでるお婆ちゃんと談笑したりして麓にアプローチしたのが9時。
ちなみに、80歳のお婆ちゃん曰く、女は50が1番良い時期なんだそうです(笑)
自分は20代の方が好きです(=_=)
邪念を捨てて黙々と登ります。
初めのうちは軽いギアで回せていましたが、序盤の斜度11%のエリアが過ぎる頃には全然踏めない(°_°)
完全に絶望的な状況です。初めてロードに乗って峠に行った時のことを思い出しました。きつくてきつくて、何度も撤退したくなりましたが、そこは気合でいくしかない!
途中から雨も降り出して気分は最悪。気温も一気に下がり持ってきた防寒着をフル装備して進みます。
しかし、山の雲はすごく早く移動していて、意外と早く雨は止んでくれました^o^
だがしかし
風が強い!!体感温度は雨が止んだのに更に低くなり、震えながら登ることになってしまいました。
レッグウォーマー、ウインドブレーカー、裏フリースのソフトシェルを着込んでもめちゃくちゃ寒い(-_-)
強風で体が横に煽られて体力が無駄に削られます。
でも、ペダルを踏んでいると遅くても着実に標高が上がっていって嬉しくなります。
それでようやく浄土平に到着!
3時間弱も登っていました(・・;)遅過ぎですね(笑)
お腹がものすごく空いたので、レストハウスのレストランでカツカレーを購入。1000円もするので普段なら我慢しますが、今回は自分へのご褒美も兼ねて奮発。美味いし、全身にエネルギーがいきわたっていく感じがします。
下り始める前に看板の前で写真を撮っていたらライダーの方に声をかけて頂きました!
50代でバイク旅をしている男性で、前日にレークラインで行き倒れている日本一周チャリダーを保護して旅館へ連れて行くという面倒見の良い人!
北陸から南の24時間営業の温泉施設の一覧を見せてもらい、今後の旅が快適になりそうです。
下りは路面が乾いていたものの、カーブがきつくてブレーキかけっぱなし。
車体を傾けないと曲がれない場面も多々あって、キャリアとリュックつけてたら転倒間違いなしでした(・・;)
郵送していて本当に良かったです。
↑いい感じの廃墟があって外から眺めてみました。かつて栄えていたところが朽ちているのって何だか名伏しがたい魅力を感じます。
レークライン入り口に着いたのが2時で、レークライン経由で喜多方市に行くのは山中での日没の危険があった為やむなく中止。
代わりに猪苗代経由で喜多方に行くことに。
↑川底が赤くて不思議です。
猪苗代ビールを買ったり、野口英世記念館を横目に見たりして漕いで漕いで喜多方に18時到着。
喜多方市のラーメン屋は閉まるのが早く、ラーメンマップ片手に延々と開いている店を探して30分は彷徨い続けたでしょうか‥‥
どうにか発見!
チャーシューメンを注文( ´ ▽ ` )ノ
疲れた体に塩分がちょうどいいです。
どうにか今日は磐梯を登って浄土平にたどり着くことが出来て良かったです!
明日は新潟県に入ります!
<本日のサイコンデータ>
走行時間(時.分.秒) 7.02.53
走行距離(km) 121.28
平均スピード(km/h) 17.2
最高速度(km/h) 46.5