投稿者「triple T」のアーカイブ

【26日目】致命的なメカトラ

池田です!
今日は二泊した柏崎を出発し、8号で糸魚川を目指す行程となりました。
この糸魚川という町は、ちょうど北アルプスが日本海にせり出した場所に位置し、古来から旅人の難所と言われている親不知のすぐ近くにあります。

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↑予報とは打って変わり、なかなかの快晴。気温も20度台半ばと、気持ちの良い朝でした。

しかし、何やら僕の自転車から異音が…。
整備されていないママチャリがブレーキをかけたときのような、キイッキイッという音が鳴り続けます。
「しばらくチェーンも洗ってないからなー、砂とかでこすれてるのかなー」と思い、コンビ二に停車して油をさします。
しかし、それでもペダルを踏むと鳴る異音…。
本当に不気味です(;´д`)

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↑日本海が綺麗でとても良い感じ。ただ、今日も僕の進行方向に対して逆向きの風が吹き続けています(;´д`)

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↑途中にあった看板を見て、「久比岐自転車歩行者道」という歩道に入ります。8号沿いに並行して走っているようです。

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↑路面が濡れている恐怖のトンネル。去年(2012年)の夏、千葉県の南房総の鋸山の近くをサイクリングしていたときにトンネルの中で大落車をしてしまってからトンネルが未だに怖いのです。実はこれまでの旅の中でも、かなりビビりながら走っています。

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↑なびいている旗もこんな感じ。かなりの強風ですが、結構踏める脚になってきました!少しは成長したんだ〜(T_T)

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↑お昼ご飯は道の駅で食べた「鯛めし天丼」。この地域の名物である鯛飯は柏崎のセブンイレブンでもおにぎりが売っていたので食べました。二食続けてでしたが、とても美味しかったです!

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↑歩道の終わりと共に糸魚川に到着。30kmもトラックに怯えることなく安全に通過できました。ありがとう!

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↑ヒスイ海岸。ヒスイが落ちてることがあるらしいです。

「早めに着いたことだし、ここで一発大きなヒスイを拾って旅の資金に充てるぞ!!」と意気込んでどこから海岸に入ろうか考えながら進んでいると…。

バリーン!!

(;´д`)

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(;´д`)

自転車のホイールのスポーク(骨組みの棒の部分)が折れてしまいました…。
ママチャリも同じなのですが自転車のホイールというのは、ホイールの中心部分(ハブ)から無数の針金のような棒を左右に均等に引っ張って丸い円を真っ直ぐに保っています。
この棒がスポークと言うわけですね。
そのスポークが折れてしまったと言うことは、当然、ホイールはぐにゃっと楕円形に曲がってしまいます。
一見大雑把そうに見えて、とても緻密なパワーバランスの上で真っ直ぐなホイールがあるんだと考えたら、何だかかっこよすぎてホイールが好きになってきますね。

しかし、そんな気持ちに浸っていても、このままでは旅の継続は出来ません(;´д`)

そこで自転車を電車で輪行し、富山市まで一足先に行ってきました。
この旅始まって7県目は、電車で入ってしまいましたー!!(汗)

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しかし、残り2駅くらいのところで石川で起きた線路冠水の影響で立ち往生…。
この電車に乗っている時間により、僕は現実の世界に連れ戻されそうになります…。
これからの行程である北陸から近畿の天気予報を見ていただければ分かると思いますが、とにかく雨、雨、雨、の連続です。
これまで、夏らしく一日中晴れていた日は何日あったことでしょうか。
1人ということもあり、一気に気分が落ちていきます(;´д`)

そんなことは置いておいて、やっと富山に到着。
路面電車がたくさん走る、良い街に映ったのが第一印象です。

雨が降る中、スポーツサイクルの専門店に辿り着いてスポークの修理を依頼。
しかし予想通り修理のためにはメーカーに出さなければならず、時間がかかってしまうとのことでした。
富山に二週間も滞在するわけにもいかず、かといって自転車以外の手段で残りの行程の全てを進むわけにもいかず、結局は安いホイールを購入ということになりました。
シマノのR500というホイールを買ったのですが、このホイール、僕が大学一年生のときに自転車を完成車で買ったときについてきたものなのです。
原点回帰ですね!

壊れた元のホイールはつっちーの家に郵送しようか迷ったのですが、他のスポークも痛んでいるという指摘を受けたので処分してもらうことになりました。
このホイールに変えてから転けた思い出もたくさんあるけれど、それでも良い思い出がたくさんあります。
特にあの荷物を支えて磐梯を越えてくれた働きには、感謝、感謝です!
これからはサークルの仲間が「鉄下駄」だと罵るR500で旅をします。
安いだけあってきっと丈夫でしょう!(ママチャリ理論)

そのまま富山から出発しようかとも思ったのですが、旅が終わった時に後から後悔するんだろうなーと思って荷物を糸魚川駅の隣の施設に預けてから行ったのです。
JRでたった1260円分の行程ですが、ここで糸魚川に戻らないことは単なる妥協だと思ったのです。
僕は割りと理想に燃えて生きるタイプです。

そして、さきほど21時くらいに糸魚川に電車で戻ってきました(;´д`)
預けていた荷物をピックアップするために糸魚川駅横のヒスイ会館に向かいます。
「エントランスの横にある事務所の入り口に置いてある看板の裏に隠していてあげる」ということだったのですが、どこを探してもない…。
ちょっとうろうろしていると「荷物を預けられていた方ですか?」ということで、事務所ではなく飲食店の店員さんが荷物がある場所を教えてくれました。

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糸魚川の方も、服も汚く、見ず知らずの名前も名乗らない人間に対して、本当に親身に優しい言葉を投げかけてくれました。
旅の途中で自転車が壊れてしまったので、富山市で直してまた戻って来ますと事情を話したとき、「君の場合はきっと時間のことも大きいだろうから、(盗難の)責任は持てないけれど管理している人間には上手いこと言っておくよ。」と言って、力になってくれました。
このメッセージ入りの紙を持ってこれからの行程を進むこともできないし、糸魚川の名産品を買うことも出来なかったけれど、いつかまた、親不知に来ることがあれば、そのときに必ずヒスイのお土産を買って帰ります。

1人で進んでいる分、人の優しさが心に沁みる。
風景だけではなく、日本はそういう美しさに溢れている。
どうしても、些細なことをきっかけにしてそう思えてくるのです。

明日は、糸魚川から親不知を超えるまでの区間を電車で進む予定です。
全部走りたいと言いながら電車を使うつもりだということで、僕が何を考えているのか分からないと思いますが、この区間は旅が始まる前から電車かバスで行くことも視野に入れていました。
この記事の冒頭でも書きましたが、親不知は古来から旅人の墓場だと知られ、今もなお狭い桟道にトンネルが被さり、さらに大型トラックが猛スピードで走っているので自転車が通るのは危険極まりないと聞きます。
安全第一のため、ここの区間は輪行とします。
これで縦断と言えるのかどうかは分かりませんが、迷った末ですが決めました!

明日は始発で泊駅に向かいたいと思います。
それでは、まだまだ雨が続きますが、いつかきっと晴れることを願って明日からも頑張ります。

池田


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【25日目】柏崎にて停滞

池田です。
今日は自転車に乗ることはなく、ゆったりと休憩をとる一日となりましたー。

朝はこの旅で初めての9時起き、そしてテントを撤収して市民文化会館へ。
チェーンカフェも無かったため電源をお借りする場所がどうしても見つからなく、ネットでの口コミによると電源を公式に貸し出しているということでしたが結果はダメでした><
「サイバー班」的には由々しき事態です。
(ちなみにM島は「宿泊班」、つっちーは「観光班」でした。)
僕は割りとシティ派です。

その市民文化会館で、電池でiphoneの充電をしながら昨日の記事を書いていると小ぶりだった雨がいきなり暴風雨に…。
今日出発しなくて良かったー!
あの雨だと、かなり危険なことになっていたと思います。 IMG_1446

お昼を過ぎたころに文化会館を出発し、天然温泉「潮風温泉」へ。
僕好みの、ぬるめで良いお湯でした~。
(熱いお湯の温泉の場合、シャワーだけで済ませて出てくることが多いほどのぼせやすいのです。)

今はそこでブログを更新することに成功しています!
雨もかなり小ぶりに戻っているみたいなので、これから夕食を食べようかな~と思っています。

それでは、明日からまた少しずつ進んでいく旅の再開です。
僕の旅はいつになったら晴れるのか…。まだまだ雨の予報です。
ここまでくると、雨とともに移動している気分です。

引き続き安全運転を心がけて北陸を楽しみ、関西に向かいます!
(京都では福島で出会った風俗王と再会の予定です!)

池田

【24日目】旅人のファイナンス

池田です!
今日は朝から衝撃的な出来事が!!

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テントの前に置いてあったサンダルの中に、100円玉が5枚も入っていました!!
現金をいただくのは初めてでしたが、応援していただくというのは嬉しいものですね。
でも、一言だけでもお礼を言いたかったなー。

そしてテントを撤収し、荷物をまとめてコンビニへ。
朝からカツカレーを食べ、牛乳を飲み、そのあと缶コーヒーを飲みながら今日の行程を確認していると小学校高学年くらいの女の子が自転車に乗ってこちらに寄ってきます。

「あの、これ、どうぞ!(千円札を差し出す)」
「え?どうしたの?」
「美味しいものを、これで食べてください!」
「お母さんから?」
「うん!」
「ありがとう、本当に嬉しいよ。でも、これを受け取るのは申し訳ないから、お母さんに返してあげてね。」

なんて会話をしていたら、お母さんが裏の方から登場。
一部始終を見ていたみたいで、「旅の応援をしたいから」ということで、餞別として渡したいとのことでした。
そこまで言われると断り続けるのも失礼だと思い、受け取りました。

「私も20代のときねー、もう20年近く前かしらー…。あ!この話をすると長くなっちゃうからやめるね。とにかく、楽しい旅にしてね!」

という感じのことを最後に仰って、気持ちよく去っていきました。
きっと、旅をしたんだろうなあ。
そして色んな人に、優しくしてもらった思い出があるんだろうなあ。
これまで何度もブログに書いてきた気がしますが、僕も将来、旅する次の世代の人たちにこの旅の中で受けてきた恩を返していかなければなーと思っています。

そして、奇跡はこれだけでは終わりませんでした。

なんと、この一部始終を見ていたおじさんが、手に千円札を握り、それを渡す準備して待っていてくれたのです!
「新潟の人間はシャイだからなあ、冷たく感じることも多いかもしれないけれど根は優しいやつばかりなんだぞ!北に行くのか南に行くのか分からないけど、どっちに行ってももう半分だ。がんばれよ!」
なんてことを言われ、その千円を餞別としてくれました。
黄色くて丸いサングラスをした全然シャイには見えないおじさん、本当にありがとうございます!

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本当に、本当にありがとうございます。
信じられない出来事ですが、すべて事実なのです。

その後はすぐに走り出し、新潟を出発して402号、352号という海岸線を走ってきました。

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↑日本海夕日ライン。久しぶりの日本海です。北海道以来ですね!しかし、やはり海岸線独特の風と細かいアップダウンがつらい。

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↑北陸らしい道と景色。これまでの柔らかな女性的な景色とは打って変わり、まさに険しく男性的な道です。海があると一気に道の空気が変わりますね!

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↑寺泊に11時頃に到着。魚介の良い匂いが最高でした。カニも安い!屋台に売っているものも、どれもが美味しそうです!その土地で頂いたお金はその土地で使おう、そう思って、ここで贅沢をしていくことに!

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↑海鮮丼とカニ汁。カニ汁はサービスでした。海鮮丼も美味しかったー!ちなみに、寺泊ではカニ汁を一杯100円くらいで食べることができます。

そんな感じで昼食を済まし、残りの行程を進んでいきます。

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↑雨の中、やっと辿り着いた柏崎。柏崎も原発に潤う街です。奥の方に見える鉄塔のあたりが原発かな?日本海にせり出した北アルプスも美しい。

柏崎についてすぐにお風呂を済まし、ご飯を食べるところを探します。

たどり着いたお店でカツカレー(朝も食べたけど)を注文しました。

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ででででーーん!!

見事に討ち死にしてきました(;´д`)
出された食べ物を残してしまうのは何年ぶりでしょうか…。(;´д`)
磐梯を越えるより大変でした…。(;´д`)
序盤でカツが頂上から落下してきて、昨日洗ったばかりの短パンがカレーまみれになってしまうという精神的ダメージが敗因だと思われます(;´д`)

疲れも溜まってきているし、天気予報が雨なので、明日は柏崎でのんびりしている予定です。
電源をお借りできる場所がなくて、途方に暮れている池田でした。


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【23日目】旅のご縁

池田です!

最近、iphoneのアラームではなくて大型トラックのエンジン音で目が醒めています。

朝は5時半に起き、夜は24時くらいに寝ています。
もう少し睡眠時間を増やしたいところですが、ブログ更新を溜めてしまうとどんどんと記憶が薄くなってしまうような気がしています。

このブログを更新し続けている理由は2つあって、1つは見てくださっている方のため。
いわゆる生存報告です。

もうひとつは、しばらく時間が経った後、このブログをつまみに3人でお酒を飲むためです。
たとえば10年後にこの3人で集まった時に、稚内事件(参考:「【2日目】稚内事件」)や芦別のおっちゃんのこと(参考:「【7日目】美瑛への愛」「【8日目】さらば芦別、ついに来たぜ札幌」)を忘れてしまっていたら悲しいですよね。
良い思い出に出来たら良いなーと思い、眠い目をこすりながら書いています。

逆に何日か書くのを溜めてしまうと、毎日新鮮なことがありすぎて、どんどんと記憶が薄くなっていっちゃうんですよね。
この旅は、最高の毎日です。

前置きはこれくらいにして、今日は朝から新潟駅へと向かいました。

まずは起床後の朝のことから。
昨日の天気予報だと雨のはずだったのですが、とてもいい天気でした。

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↑トラックの運転手さんにもらったビタミン剤(?)。乳業に携わっている方らしく、僕の理系の知識(栄養学)の足らなさをガンガン説教してくる人でした。朝6時ころの話です(;´д`)お心遣いは嬉しかったのですが、ちょっと大丈夫だという確信を持てなかったのでそのまま捨ててしまいました…。ごめんなさい。

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↑その後、別のおじさんに話しかけられて10分ほど話し込みました。「ならぬものはならぬ」という会津の町の言葉を紹介され、僕が「絶対に縦断をなしてみせます。」と言ったところ僕を気に入ってくれたみたいで、車のトランクを開けて「もう全部もってけ!!」と大量のお手拭きと洗剤を頂きました。嬉しい!

7時くらいにコンビニで朝食を食べ終えて出発。
休憩日ということで、阿賀町から新潟駅まで49号で40kmほどの、とても短い行程でした。

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↑49号がバイパスになっており、その下道を走っています。ずっと49号を走っていたのですが、新潟駅に近づくと49号が一気に高速道路化していきました。最初はそのまま僕も高速で順行していたのですが、途中から自転車と歩行者はバイパスへの侵入を禁止するという標識を見て下道に入りました。田んぼの脇を走る、とてものどかな道です。

そして、8時半くらいに新潟駅に到着。

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はやっ!!\(^o^)/

追い風だったこともあると思いますが、今日の平均速度が凄いことになってそうです。

しかし、駅についてもやることがない…。
1時間ほどサラリーマンを見ながら日向ぼっこをして汗を乾かし、そのまま大量の荷物を持ってタリーズにピットイン。

かなり長いこと滞在して、これまでの行程の軌跡を更新し、そしてこれからの行程の確認と修正をしていました。
親不知あたりが非常に難路のようです。
M島からは、この2駅分区間だけでも電車かバスを使うように勧められています。
もう少し考えてみます!

13時を過ぎた頃、お腹がすいてきて外に散策に出かけました。

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↑イケルミさんにおすすめして頂いた「へぎそば」。
つなぎに布海苔(ふのり)が使われています。
食べたことがない方が多い食材かもしれませんが、僕は実家でよく味噌汁の具材にして食べていました。
布海苔の弾力と香りが、そのまま麺に生きている美味しいおそばでした。

そして市内のサイクルベースあさひでタイヤに空気を入れてもらい、お風呂に向かいます。
今日のお風呂は「金の湯」という銭湯で、コインランドリーが併設されています。
このパターンは長万部で一度ありましたが、とても便利ですね!
乾燥させている間にお風呂に入れちゃいます。

洗濯をしている間に、地元の方が話しかけてくれました。

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↑そのまま貰った100円で入浴できる券。
とても、とても嬉しかったです!
ですが、今日は8/31だというのは内緒!

お風呂にいくと、地元のおじいさま方がたくさん早風呂をされていました~。
さっきのお兄さんが僕のことを話していてくれたらしく、色々な方と旅のお話が出来ました。

旅先で出会う方たちが、とても良くしてくださっています。
無事に完走して、無傷で帰ることが最大の恩返しですよね。
連絡先をいただいている方には、是非その知らせをしたいと思っています。

北海道の行程で出会った北大サイクリングクラブさんからのコメントも嬉しかったです!!
一期一会の出会いに、日々幸せを感じています。

明日は休憩日にするかどうか、まだ考え中です。
疲れはそれほどないのですが、きっと雨と風次第ということになります。
朝の気分で決めてもいいと思うので、そこは柔軟に決めたいと思います。
行くなら、柏崎まで90kmほどの道のりになります。
そして、次からの記事はseason3北陸の旅に入っていくつもりです。

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日焼けがヤバイ池田でした。色々とヤバイです…。


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【22日目】雨のなか、新潟へ。

池田です!
昨日の分と合わせて、連続での投稿となります。

今日は猪苗代から新潟県の阿賀町へ49号で向かう行程となりました。
やっぱり、朝起きて隣にいるつっちーを起こさないことに違和感を感じてしまいますね。
この旅の間、M島が僕を起こし、僕がつっちーを起こすというモーニングリレーで朝を迎えていました。

さくっと準備を済まし、コンビニで朝ごはんを食べた後、出発!

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↑朝焼けに霞む磐梯が美しい。昨日はこれを登ってきたのかあ。撮影地点でも400mくらいの場所なので、実際はもっともっと登ってます。

序盤は下り基調ということで、雨が降って路面が濡れてしまう前にどんどんと距離を稼ぐことにしました。
雨が降り始めた9時の段階で25kmほど進むことができ、作戦成功と言って良いでしょう。

しかし、ここからは雨の中、2つの峠を超えることになります。
序盤で稼いだ時間が濡れた路面に気を使って走ることで消え、結局調度いい感じになりました。

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↑2つ目の峠の頂上付近から新潟県。この旅で6つ目の県です!

そして下り終わってから、「将軍杉」なる看板を見つけて寄ってみることに!

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↑なんか凄そうな雰囲気だけはあります・・・。

そこから少し走ったところにある咲花温泉という温泉に来ました!

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↑源泉かけ流しの露天風呂。硫黄の香りが漂う、良いお湯でした!誰も居なかったので一枚。「望川閣」というホテルの温泉なので、新潟に来た方はぜひ!

この後に来た、地元の方にこの辺りで食べておいた方が良さそうなもの、見ておいた方が良さそうなものを聞けました。
ちょっとコワモテな感じな方でしたが、きっと今の僕のほうがかなりヤバイ感じです……。(笑)

そんなところで今日の行程は終了。
明日は新潟まで40kmくらいの短い行程です。
しかし、僕は究極の雨男なので、明日も、明後日も雨の予報です(TT)
新潟で2泊ほどするつもりなので、良いカプセルホテルを見つけてそこを拠点にして新潟を散策したいなーと考えています。

もう新潟に着いているのですが、明後日の新潟観光日からseason3ということで僕の旅も新しい章に入っていく予定です!

池田


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【21日目】それぞれの旅路へ

池田です!
きっと、これからの更新はつっちーの最後の記事のあと、残りは全て僕のものになると思われます。
M島ファン、つっちーファンの皆様には恐縮ですが、応援のコメントが本当に励みになっておりますので、面白いと思って読んでいただける限りこれからもよろしくお願いします!

今日はつっちーとの惜別の朝。
僕は県道70号に入って磐梯を越え、新潟方面に。
つっちーは国道4号をそのまま南下して4号の最終地点である日本橋を目指す行程に入る予定です。

いつものようにコンビニで多めのご飯を食べたあと、缶コーヒーを片手に「旅とは何か」「かっこいい男とは何か」という終わりのない話をしていました。(これ、本当に毎朝話し合ってました。)

そんな話の時間も終わり、とうとう僕らはそれぞれの道へと旅立つ時が来ます。
予定より少し遅めの8時過ぎだったと思います。
「じゃあ池田さん、僕、トイレ済ませて来ます!終わったら行きましょう!」
と言って、コンビニの中に入っていくつっちー。
1人でストレッチをしながら待っていると、僕の前に1人の35歳くらいのお兄さんが座りました。
「日本縦断?どこから?」
「稚内の宗谷岬です!」
「へえ〜、俺もねえ、旅人でねえ、……」
という話が始まり、つっちーが帰って来ても、どんどん話のボルテージが上がっていって出発できそうな雰囲気すら消えてしまいました(;´д`)
なにやら旅の途中で、日本全国各地の歓楽街の女の子のいるお店で500万円ほど溶かしてしまったとか…。
そんな武勇伝を延々と語ってました。
男って何でこうなんだろう……。

1時間ほど話した後、
「じゃあ頑張ってな!!」
と気持ちよく言って去って行きました。
これで出発だ!と思って僕もトイレを済まし、コンビニから出てくると、今度はつっちーが店の裏の方でお兄さんに捕まっています。
僕は気配を消して、表の方で行程を確認…。
しかし、すぐに見つかって手招きで呼ばれてしまいます。

つっちーは、お兄さんのスマホで旅コレクションなるものを見せられていました。
僕も見てみると、そのコレクションの9割くらいは女の子…。
中にはバンドのライブで、前の人の脚をムービーで撮っていたりするものもありました…。
全員の名前を覚えているあたりは流石です。

池田「この人は誰ですか?」
お兄さん「ん?仙台にいる彼女だよ。」

池田「この方は?」
お兄さん「これも彼女。札幌に住んでる。」

みたいな感じで、本当に日本中の歓楽街に彼女がいるらしいです(;´д`)
何でもこのお兄さん、母方が天皇家、父方が源頼朝に通じる家系だそう。
そして3年後に国会議員選挙に立候補するつもりらしいので、応援よろしくとのことでした。

び、微妙(;´д`)

変な人ばかり寄って来る旅です。
これが、旅行と旅の違いかもしれないですね…。
基本的に僕らは、変な人ばかりにモテます。

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そんな話をしていたら既に10時!
コンビニに到着してから既に2時間半が経過しています!!
お兄さんに別れと選挙の応援を伝え、僕らも4号と70号に合流する13号の交差点に向かいます。

涙無しには語れない、つっちーと一緒に夢のような時間を過ごした旅路。
それが分岐する交差点に着く頃には、僕の目にも、つっちーの目にも涙が溢れていました。

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しかし今日はお互い、とてもハードな一日。
2時間以上も風俗王に時間を奪われてしまっているので、本当に短い時間で別れを済ませます。
男同士の、全力の握手とグータッチ。
「事故るなよ。」
「池田さんも気をつけてくださいね。」
「じゃあな。絶対に磐梯を越えてくるから、待ってろよ。」
そんな会話が、僕らの別れでした。

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M島、つっちー、このブログを見てくれていると思うから、ぜひ心に留めておいて欲しい。
今回の旅は、これで全員がばらばらになったけれど、この先、またどこかに旅に行こう。
旅行ではないぞ、旅に行くんだ。
次は自転車で行くことは出来ないかもしれないけれど、夢の続きを、また3人で見よう。
それが40年後だとしても、きっと幸せに自分の年輪を重ねていっているはずの俺たちは、また、この青春の夢の続きに戻れるはずだ。

ちょっと記事を書きながら涙ぐんできました。
よく、感情が動いている時に文章は書かない方が良いと言われるけれど、書き切っちゃいたいと思います。

そして、僕は磐梯に、つっちーは日本橋に向かいます!

福島駅から西へ70号で20キロほど進み、やっと磐梯といわれる山塊へと取り付きました。

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↑頂上が見えません…。今からこれを自転車で、そして1人で登ります!!

そして、あっという間に急激な坂になっていきます。
関東によくある峠は、最初は「アプローチ」と呼ばれる緩やかな傾斜があるものなのですが。

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↑勾配11%という標識が多かったように思います。とにかく踏めない、進まない、汗だく、、という感じです。
何とか蛇行を繰り返しながら、少しずつのぼっていきます。
日本広しと言えど、日本縦断や日本一周の行程の中でこの山に挑戦している人はめったに居ないでしょう。

実はこのポイント、まだ有料道路のゲートすらくぐっていません(;´д`)
この時点で10回以上、このまま撤退して、4号をひた進んでいるつっちーを追いかけようか悩んでいました。
正直、この坂を15キロほどある荷物を持ってのぼれる自信が全くなかったのです。

「この旅一番のヒルクライムである磐梯を諦めても、東京に行って、そこから1号で西を目指すことだって出来るんだぜ~(クックックッ)」

「いやいや池田くん!M島、つっちー、そして応援してくれている皆のためにも日本屈指の山岳ステージへの挑戦を続けるべきだわ!」

そんなやりとりが心のなかで延々と繰り返されていました…。
50m進んで、また迷って5mほど下って、ブレーキをかけて、またのぼり始める。
そんな序盤のヒルクライムでした。

途中に電波が入るところがあって、そこでM島に20分ほど電話。
色々と励ましてもらい、またリスタートです。
なんだか不思議と足が回ってくるような感じ……。

ここからは、意外とさくさくとのぼっていきます!!

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↑やっとのことでゲート発見!無料でしたー!

通りすがっていく車の助手席から、「がんばれー!!がんばれよーー!!」と大声で応援してくれるのが本当に力になりました。
鉄下駄をはいた修行僧のような気分でした。

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↑約800m地点の風景。見えているのは福島市街地だと思います。これだけでも、かなり立派なヒルクライムです。

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↑とうとうやってきました標高1,000m地点!自分のヒルクライム記録をこれからどんどん塗り替えていきます。

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↑途中の休憩所にはたくさんのトンボ。涼しく、自然が綺麗だから山の上に来るのでしょうか。

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↑1,200m地点。

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↑1,400m地点。もうほとんど全てを持ってかれています。無心に近い状態で立ち漕ぎで標高を稼いでいます。

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↑雲の高さに到達。山岳ステージから、天空ステージに突入です!!

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↑山肌も禿げてきて、いかにも火山っぽい風貌をあらわにしてきました。ここから、今まで画像でしか見たことがなかった磐梯のダイナミズムの連続です。

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↑素晴らしい道。でも、もう当分はここに自転車で来ることはないでしょう…。それが残念です。

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↑噂に聞いていた火山ガス注意の看板。ここで停滞していると危険です!

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言葉は、もう既に必要ありません。
感無量で、涙を流しながら走っていました。

30回以上、もう諦めて下ろうと思いました。
きっと、下にはまだまだ楽しい道があるはずだとも思いました。
一日100kmも走っていたら自転車で日本縦断なんて簡単に出来ます。
体力も、筋力も、時間も、ザックに詰め込んだ食料と水の残りも気にしなくても済みます。
そういう道に戻ろうと、何回も思いました。

だけど、そこで踏ん張って、とにかくペダルを踏んで、何とかのぼって、広がっていたのがこの光景でした。

一人旅が始まった初日。
この感動を彼らと共有できないのが本当に悔しい。
本当に、本当に悔しいです。

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風俗王のせいで頂上で黄昏れる暇もなく、明るいうちに下れるところまで下ります。
もともと裏磐梯という場所まで少し登り返す予定だったのですが、そんな時間はなく、地図を見て猪苗代という町まで降りてきました。

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この美しい夕焼けの感動も、1人では寂しい。
僕の身に余る光景に感じます。
これから、この感覚に慣れることが出来るんだろうか。
それほど、M島とつっちーと走ってきた20日間は楽しかった。

そんなことを言っても仕方がないので、どんどん前に進みたいと思います!
しかし、Yahoo!天気を見て台風接近という情報に少し焦りを感じています(;´д`)

かなりセンチメンタルな池田でした。
次からはしっかり書きたいと思います(^^)v


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!!

記事が遅れていてすみません!
今日でつっちーとお別れです!

今日は休憩日にしようと思っていたのですが、天候の関係上、先に進むことにしました!
今からこの旅で最大の山岳ステージに挑戦です!

場所は福島-新潟間の磐梯!
ここを雨が降っている中では登れないだろうということで、疲れがある中の1人ですが登り切れるように頑張ります!

【参考】
磐梯吾妻スカイライン
https://www.google.co.jp/search?q=磐梯吾妻スカイライン&client=safari&hl=ja&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=KHQeUpqWNsqpkQXzpIDYBw&ved=0CAgQ_AUoAA&biw=320&bih=444

【20日目】別れの地、福島到着

池田です!
今日は仙台~福島への行程でした。
つっちーとの別れの地です。
もともと、磐梯吾妻スカイラインを登って新潟まで一緒に走るつもりでしたが、資金が底をつきたために福島でお別れすることになりました。
僕は1年前から計画していたため資金的にも準備が出来たのですが、つっちーがこの旅に加わることが決まったのが2ヶ月ほど前。
とても残念ですが、お金の準備が出来なかったのは仕方ないのかなと思ってます。

さて、と言ってもこの日の行程は仙台から福島までひたすら4号を南下するのみ。
ビンディングシューズ(ペダルと靴底を固定できるシューズ)が壊れたつっちーが牽いてくれたので、とてもゆったりと進むことが出来ました。

しかし、白石のあたりでいきなりつっちーがパンク!!

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↑とても遠くの日陰でパンク修理をしています。

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↑パンク王つっちー。この旅が始まってから、500キロほど長く乗っている僕が2回にもかかわらず、つっちーが4回目のパンクです。つっちーが圧勝のパンクレース。

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↑そして国見あたりで福島県に到着!この旅の5県目です!

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↑そこからすぐのサンクスで、店員さんから差し入れてもらったバナナ。周りの方に本当にお世話になっています。

そして激安のコインランドリーを発見!
洗濯・乾燥がほぼ半額でした!
その間につっちーは前日のブログ執筆。僕は仙台で買ったタイヤを、今までのタイヤと交換していました。

外を出る頃には暗くなっていて、ご飯を食べるところを探すことに。
つっちーとの最後の晩餐ということで、焼肉食べ放題にしました!

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↑あまり焼き肉が好きではない池田ですが、もりもり食べれました!
お腹すいてたからな~><

そして、そこから近い健康センターで入浴を済まして今日の行程は終了!
この日のうちに福島駅は行きませんでした。

明日は、ついにつっちーとのお別れです!

池田

P.S.
PCのバッテリーがきれていて、なかなか更新出来ていません><
福島で休憩を取れなかった分、新潟で一日走らない日を作ろうと思っているので、そのときに何とかまとめて投稿したいなーと考えています。
しばらくはゆっくりな更新ですがよろしくお願いいたします。


より大きな地図で 【20日目】仙台~福島 を表示

【19日目】ハプニング続きの一日

こんにちは。つっちー(笑)です。
ブログの更新が遅くなってしまって申し訳ありません。

今朝は雨のスタート。
寒すぎてなかなかテントから出られません。
いつものように池田さんに起こしてもらい、一日がスタートです!

コンビニで朝食を済ませていると、雨も上がり快調なペースで4号線を南下していきます。
一時間ほど走ると峠道に突入。
長い登り坂を登っていくと、そこには宮城県の看板!!
ついにこの旅が始まって、ついに四県目に突入です!!

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看板を過ぎ、がんがんチャリを進めていきます。
めちゃめちゃ寒い…。
表示によると、気温19度。
みちのくではもう秋が始まりつつあるようですね。

午前中はペース良く進み、お昼の段階で50キロ!
今日は朝から気合いを入れて走ったためかなり順調です。
そしてお昼ご飯のタイミング。
周りを見渡すも、目に入る飲食店はマクドナルドだけ…。
空腹に負け、僕たちはこの旅初めてマクドナルドにお世話になってしまいました(>_<) やっぱり、旅している間はその土地のものを食べたいですね。 お昼を済ませ、再び出発。 !!!??? ビンディングがはまらない(;_;) もともと瀕死状態にあった僕のビンディングもついにダメになってしまいました。 残りの行程はサンダルで走ることになり非常に不安です。 IMG_0894

サンダルでしばらく走っていると道の駅三本木を発見!!
スタンプを押して外でのんびりしているとそこには一枚の温泉のポスターが。

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めちゃくちゃ素敵な温泉です。
一瞬で惚れてしまった僕たちは、そこに向かう方法を調べるべく、温泉の観光協会にさっそく電話。
しかし日帰り入浴時間は終わってしまったということで、もし行くなら明日以降…。

さんざん迷った挙げ句、今回の旅では見送り、次回以降にそれぞれ彼女と来ようという結論に至りました。
二人とも無事に彼女をつくって、入りに来れるといいですね。(混浴だそうなので、彼氏彼女で行くのがおすすめです。)

そんなことを考えていると外が真っ暗に…
雷が鳴り出し、外は横殴りの暴風雨。
芦別を出発した日の天気のようでした。

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しばらく雨宿りをしていると、トラックの運転手さんらしき人が、「熱中症に気を付けてな。」と一言だけ言い、ジュースを僕たちに渡して去って行きました。
めちゃくちゃありがたく、めちゃくちゃかっこいい!とても粋な人でした!
僕たちも社会人になったら、旅する若者たちを応援し、この旅でいただいたご厚意の恩返しをしていきたいです。
直接は彼らに恩返しは出来ないけれど、いつか、また次の世代に返せると良いですね。

雨も上がり、道の駅を出発!!
しかし、走り初めてまもなく事故が起きてしまいました。
池田さんが赤信号で減速をして、横に来た大型トラックと距離をとるために路肩に入った瞬間後輪がスリップ。

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一瞬の出来事で自分もよく分からなかったのですが、気づいたら池田さんは自転車から落車し大型トラックと接触。
本人曰く、大型トラックの巻き込み防止の柵に捕まって、車の下敷きになるのを必死で避けたそうです。
2メートルほど引きずられ、そこで池田さんも大型トラックも停止。
幸い大きな怪我も、自転車への被害もなかったので良かったのですが、やっぱり雨上がりの路面は怖いですね。
卒業してしまったOBの先輩曰く、池田さんは自転車に乗ると必ず何かしらの事故が発生するというジンクスがあるらしいので、これからも事故には本当に気を付けていきたいですね。

事故後、僕たちは車道恐怖症になってしまい、しばらく歩道を走っていました。
それでも10分もすると池田さんは恐怖症を脱し、車道を走り始めます。
それどころか長い上り坂をグイグイ登っていきます。
みるみるうちに離されていき、頂上でやっと追いついて池田さんは一言
「やべー、俺!!全然疲れない!!アドレナリンがビンビンだわ!!」
と。
いったいこの人はなんなんでしょう…。
池田さんの怪我を心配した自分が馬鹿でした…。

その後、仙台まで30キロほどこいで、本日の行程は終了です。

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盛岡では修理不可能と言われてしまった池田さんの自転車も、仙台では割りとすぐに直すことができてこれからも旅を続けられそうです。
良かった良かった。

そして晩御飯!!
仙台と言ったらやっぱり牛タンですね!
食べてきました。
牛タン定食と牛タン寿司!

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こんな厚い牛タンを食べたのは初めてです(>_<) 本当においしかったです!! こんな感じで杜の都、仙台を満喫した一日でした!! (牛タンの思い出しかないけど) 以上つっちー(笑)でした。
より大きな地図で 【19日目】一関~仙台 を表示

【18日目】兵どもが夢の跡

池田です。
今日の行程は花巻~一関までの70km程度となりました。

朝、ローソン店内にある飲食スペースで朝食を食べていたら、何やら僕達の自転車をじろじろと見ているおじさんを発見。
外に出てみると、ハイテンションで「お前ら頭おかしいのかあ!!」と開口一番に言われ、その後も楽しくお話しました。
何を喋っているのかほとんど理解できませんでしたが、とりあえず面白かったのでずっと笑ってごまかしながら話をしていました(笑)

そのまま今日も昨日と同じように追い風の中で4号を南下していきます。
午前中の段階で奥州に到着。
つっちーと話し合い、このまま平泉を通過して100kmほど先にある仙台を目指そうということになりました。
風向、体調、路面状況等の全ての条件が良かったので、ある程度のまとまった距離を稼ぎたいと思っての提案でした。
今日のうちに仙台まで走りきれると、3日分の行程を1日で走ることが出来る計算になります。
現在、予定から3日ほど遅れているので、ここで1日遅れくらいにすれば僕の完走実現性がかなりアップするのです。

しかし、現実はそう甘くもなく…。
「どうしても中尊寺の入り口の写真だけは撮りたい!」
というつっちーの一言から、僕たちは観光モードになってしまったのでした。

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↑というわけで、やってきました中尊寺。

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↑やはり人は多かったけれど、とても良い雰囲気です。ミーンミーンという蝉の音が心地よかったです。

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↑遠くに見える雲も素敵です。東北は雲の高さが低く感じます。空が広いからでしょうか。

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↑とても良い感じ。涼しくて気持ちよかったです。

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↑久しぶりの記念撮影。考えてみたら、つっちーと2人になってから初めての撮影でした!仲が悪いわけではありません。

金色堂は、拝観料が800円もするので入りませんでした><
「これは彼女が出来た時の下見だから、今は見なくても良いんです。」 というつっちーのよく分からない理論が正論に聞こえてしまうほど、僕らは貧乏旅行をしております。

そして、中尊寺観光を終えて改めて4号を南へ。
結局、そこからすぐの一関で今日はストップです。
市街地から少し離れたところにある厳美渓を見てきました。 IMG_0878

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とても綺麗な場所でした~。
客観的に観光地をランク付けすると、おそらく中尊寺がAランク、厳美渓なんかはBランクにあたると思うのですが、僕はやはりBランクくらいの観光地の方が楽しいと思えてしまいます。
日本全国にはまだまだ有名ではない観光地がたくさんあると思うので、そういう場所を楽しみたいなーと思っています。
有名な場所は、またいつか来る機会もあるだろうし。

今は一関のかんぽの宿のラウンジに居ます。
とても立派なお風呂がほぼ貸し切りびっくりしてしまいました!
実は入館時間が30分ほど遅れてしまったのですが、フロントの方が融通を利かせて入れるように取り計らってくれました。
感謝です!

中尊寺にかかわる芭蕉の有名な俳句。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」

つっちーと一緒に見れる夢も、早くも残り2日間となりました。
M島とつっちーは僕より少し早くこの夢から醒めてしまうわけですが、僕はまだまだ1/3の行程を終えたばかりです。
無事に完走出来たら、現実をどういう風に見ることになるのか…。
それを考えたら、残りの34日間を全力で旅したいと考えさせられます。
それほど、この旅は本当に楽しいものになっています。

まだまだ続く僕の旅。
しっかりと楽しみながら進んでいきます!

明日は天気が良くないと予想されますが、早朝から仙台まで走る予定ですので頑張ります!
寝ぼけながらブログを書き終わるまで隣で付き合ってくれているつっちーを横目で見ながら、これから1人で走ることを考えてしんみりとしている池田でした。


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