11/5 太宰府ラン&まぐろ漁 (37日目)

二等室での睡眠は思ったよりもしっかり取れました!
空気読まずにずっと喋っている人もいたけど耳栓とアイマスクさえあればどこでも寝られるから無問題。
↓こんな感じで一人当たりのスペースが一個飛ばしであてがわれてました。image

九州上陸!
朝5時!外はまだ真っ暗で寒い。image

↓小倉駅新幹線口ペデストリアンにある銅像。メーテルってこんなにおばさんぽかったっけ?銀河鉄道の銅像は敦賀にもありましたが、こちらの方が数は少ないけど大きい!imageimage

↓小倉の街を抜けていくとすぐに田舎風景が広がってきました。image

まずは平尾台を目指します。
平尾台はカルスト台地です。
前回秋吉台をあんまり見れなかった分、再チャレンジすべく走ることにしました!
吹上峠という峠を越えないと平尾台につきません(>_<)
かなり急な勾配を登っていきます。imageimageimage
平尾台に着く頃には疲労困憊。
フェリーで十分に寝たつもりでしたが疲れが取れてなかったみたいです。
膝の上の筋肉がペダルを踏み込む毎に痛むので休憩しながらでないと進めません。
↓ついにカルスト台地を見れました!この石群を見たかったんです!image

↓国内に二箇所しかないと言われたら行くしかありません!牡鹿鍾乳洞に行くことにしました!imageimageimageimageimageimage

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↓今日のニャンコimageimage

あとは行橋市へと下るのみ!image
とても気持ちのいい景色が広がっていて爽快ですが、路面に凹凸が施されていて気が抜けません。
車だと凹凸があっても不快なだけだけど、自転車だとハンドルを取られて落車しかねません(>_<) 楽しい下りのはずが気疲れが半端なくてちょっと残念でした、、 平尾台を見て満足できたので次の目的地へと方向転換です。 実は現在、塾の講師アルバイトをしていて旅終了後に復帰する予定です。 なので、教え子達に太宰府の御利益が詰まっている鉛筆をプレゼントしてあげたいとずっと思っていました。 行橋からは一気に西へと方向を転換して太宰府を目指します!

↓途中、川の横にサイクリングロードらしき道があったので走っていくと ヤギ(笑) これ行政のチェックとか入らないのかな?ちょっと疑問です。 とぼけた顔して河原の草を延々と齧ってました。imageimage ↓やっぱりれっきとしたサイクリングロードでした!ツーリングマップルにも載っていなかったのですが、景色が良いのでオススメ!image サイクリングロードが終わった後もそのまま川沿いを走っていきます。 途中、沈下橋のようなものがありました。こんなに長閑な川だけど増水したら凄いことになるとしたら驚き。imageimageimageimage ↓本当に長閑。 もちろん電車は 一両編成です!平成筑豊鉄道のキャラクター「ちくまるくん」のラッピングカー。 image↓お昼は道を間違えて偶然寄った赤町の物産館で頂きました。 てんぷら以外なら幾らでもおかわり自由で400円!image おからが薄口でとてもとても美味しかったです。 これまで旅してきて味が濃くて美味しいものはたくさんあったけど薄くて美味しいのは初めてかもしれない。

 

この後、峠を越えて太宰府市に入りました。 この峠がとても厄介でした。 ツーリングマップルに「交通量多し、注意」的な記述がありましたが、太宰府への最短ルートのためやむなく選択。 そしたら狭い道をダンプが走る走る(>_<)
もはや交通量とかの問題ではなくて、車幅ピッタリのダンプが減速せずに追い抜かしてくのにビクビクしながら登りました。
サイドミラーで確認したり、退避スペースでダンプをやり過ごしたりもして最大限努力をしましたが、怖いものは怖い。
ダンプの運転手の注意いかんで自分の命が奪われるかもしれない訳です。
命あっての旅行ですし、もうこんな無茶はしないと心から思いました。

 

16:30に太宰府に到着。太宰府には大学一年生の春休みにサークルの自転車合宿で一度行ったことがありましたが、それが正に東日本大震災当日でした。
太宰府を見学している最中に地震が起きたとのネット情報を得て、宿に帰ってからテレビニュースを見て愕然としたのを今も覚えています。
なので太宰府自体の印象はあんまり頭に残っていませんでした。
「あー、そういえばこんな感じだったな」といった具合で進んでいきます。
↓太宰府前の通りの入り口image
↓妙に前衛的なスタバ。なんか攻撃的というか、先端がちと怖い。image
↓太宰府内部image
↓梅が枝餅image

太宰府前のコインランドリーで岩国市ぶりの洗濯をしながらボッーとしていたら2時間も過ぎていて、急いで風呂へ向かいました。
着いたのは二日市の博多湯!
源泉100パーセント掛け流しという豪華な温泉です!image

更衣室でリュックから着替を出していたら50代の男性と目が合い挨拶をしました。
おじさん「どこから来たの?」
ぼく「青森からです」
おじさん「僕はそういう人が好きだから、これで美味しいものを食べて」
そう言って千円札をお会いして1分せずに渡そうとしてくださいました。
流石に申し訳ないので、お断りしようとしたら「僕は今儲かってるから良いんだよ」と仰って頂き甘えてしまいました。

おじさんは僕が帰り際なのだと考えていたようでした。
なので
「これから実は入るんです(笑)」
と伝えると
「ゆっくり一緒に入って話そうか」と満面の笑みを浮かべて誘って頂きました(^^)

こういう風に親切かつ積極的に話し掛けてもらえる時というのは、経験則からして「とても人間的に徳の高い人」or「奇人、変人」のどちらかである事が多いと思っています。
風呂に入ってからおじさんとずっと話をしていましたが、話ているうちに前者だと確信しました。
そもそも自分が他者を評価するなんて烏滸がましいですが、凄い大物の方とお会いしたようです(^^)
要約すると


建設学科の高校を卒業。金がなくて卒業旅行に行けなかった悔しさをバネに外に飛び出そうと、高校卒業後メキシコにまぐろ漁に行くことを決意。
多くの人が自殺したり帰宅する中、6年間仕事をやりきり、年収3000万以上。
オイルショック後の先行きが暗いと考えて日本に戻り自分の能力をいかすために建設関係で生きていくことに。
現在、事務所のトップを務め全体で億単位の金を動かしてる。
そうです。にわかに信じられないぐらいに壮絶を極めています。

以下、頂いてアドバイス
「嫁と子供と冒険心を大切にしろ」
「人のアドバイスはきちんと聞いてお礼をいう。でも自分の意見をもつ」
「仕事は自己満足じゃだめ。作ってもらう側には作り手の気持ちがあるかどうか簡単にバレる。相手のことも意識しないと」
「自分の努力でどうにかなる勝負は全力で勝つ為にやる。逆に運で決まるギャンブルは絶対にやらない」

どれも確かにそうしたほうが良いよなーって納得できることばかりですし、今後の参考にしてみようと思います。

21時終了の風呂に20:30に入場し、話に夢中になって風呂を出たのは20:55分。
ギリギリまで話してました。それだけ話が面白く人間的に魅力がありました(^^)
風呂を出た後がっちり握手をして別れました。短時間でこんなに人って距離が縮まるものなんですね。自分でも不思議です(・ω・)

ほんとに300円の風呂でここまで満足度が高くなるとは思ってもみませんでした。
自分は露天風呂が好きで基本的にスーパー銭湯ばかり行きますが、町の銭湯は出会いが多くて旅の際には積極的に寄るべきかもしれませんね。

↓頂いた千円札をすぐに使わせていただきました。博多ラーメンごちそうさまです。image

<本日のサイコンデータ>
走行時間(時.分.秒)  6.33.29
走行距離(km)  107.96
平均スピード(km/h)  16.4
最高速度(km/h)    44.3

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